ヘアオイルの使い方、間違ってない? つけすぎを防ぐ5つのコツ
ヘアオイルを使っているのに髪がベタつく。なんとなく重い。そういう声をサロンで本当によく聞きます。多くの場合、オイルそのものが悪いのではなく、量かつけ方がずれているだけです。
ヘアオイルは正しく使えば髪の手触りが変わります。適量の見つけ方、タイミング、つけすぎたときの対処まで、すぐに試せるコツをまとめました。
ヘアオイルの適量は髪の長さで決まる

ヘアオイルで失敗する原因のほとんどは、量が多すぎることです。ボトルからドバッと出してしまい、そのまま髪に塗ってベタベタになる。心当たりがある人は多いはずです。
目安はこのくらいです。
- ショートヘア 1〜2滴
- ミディアムヘア 2〜3滴
- ロングヘア 3〜4滴
想像よりかなり少ないと感じるかもしれません。でもヘアオイルは油分の塊なので、少量でもよく伸びます。足りなければ1滴ずつ足す、が鉄則です。
もうひとつ、手のひらにオイルを出したら、両手をこすり合わせてしっかり広げてください。指の間にも伸ばすのがポイントです。
タオルドライ後のつけ方で仕上がりが変わる
ヘアオイルをつけるベストなタイミングは、お風呂上がりのタオルドライ直後です。髪がまだ少し湿っている状態がちょうどいい。水分が残っていることで、オイルが髪全体にムラなくなじみます。
つける順番にもコツがあります。最初に触るのは毛先です。毛先は髪の中で最もダメージが蓄積している部分なので、オイルの恩恵を一番受ける場所でもあります。毛先になじませたら、そのまま手ぐしで中間まで持ち上げていく。根元には基本的につけません。
髪の内側から手を入れて塗布するのも忘れがちなポイントです。外側だけにつけると表面がテカって見えることがあります。内側からなじませると、自然なツヤに仕上がります。
ドライヤー前のヘアオイルが髪を守る仕組み
ドライヤーの熱は髪にダメージを与えます。とはいえ、自然乾燥は頭皮の雑菌が繁殖しやすくなるのでおすすめできない。だからドライヤー前にヘアオイルを塗って、熱から髪を守るわけです。
オイルが髪の表面に薄い膜を作り、水分の蒸発を穏やかにしてくれます。ただし、ここでつけすぎると逆効果です。オイルの層が厚すぎると髪が乾きにくくなり、結局長時間ドライヤーを当てることになって熱ダメージが増えます。
ちなみにselfのヘアオイルには、ドライヤーの熱に反応して髪を補修するエルカラクトンという成分が入っています。洗い流さないトリートメントとして設計されているので、ドライヤー前に使うことで熱をダメージではなくケアの味方に変えられます。
朝のスタイリングに使うときの注意点
朝、出かける前にヘアオイルをスタイリング剤として使う人も増えています。ツヤが出て、アホ毛も抑えられる。使い勝手がいいのは確かです。
ただし、夜のケアとは量を変える必要があります。朝は夜の半分以下が目安です。乾いた髪にオイルをつけると、濡れた髪よりもなじみにくく、そのぶんベタつきやすい。ミディアムなら1滴で十分です。
つけ方も少し違います。手のひらに薄く広げたオイルを、髪の表面をなでるように軽くつける。毛先のパサつきが気になる部分を中心に、さっと整える程度にしてください。
もうひとつ、朝にオイルを使うなら、前の晩のオイルが残りすぎていないか確認してください。夜のヘアオイルが髪に残った状態で朝も重ねると、蓄積してベタつきの原因になります。シャンプーの洗浄成分が穏やかすぎるとオイルを落としきれないケースもあるので、自分の髪の状態を見ながら調整してください。
つけすぎたときのリカバリー方法
どんなに気をつけていても、手元が狂ってオイルを出しすぎることはあります。そんなときに慌ててシャンプーし直す必要はありません。
乾いたタオルで髪を挟んで、ぎゅっと押さえてください。余分なオイルをタオルに吸わせるイメージです。ゴシゴシ擦ると髪が傷むので、あくまで押さえるだけ。毛先を中心にやれば、かなりオイルを取り除けます。
それでもまだ重いと感じたら、ドライヤーの温風を軽く当ててみてください。オイルは温まると粘度が下がってサラッとしやすくなります。
ヘアオイルは少量で効果が出るアイテムです。足りなければ足す。この順番さえ守れば、つけすぎの失敗はほぼなくなります。ヘアケアは特別なことより、毎日の小さな積み重ねで差がつきます。